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屋根のカバー工法とは?

  • 2021.08.20

屋根材を取り付ける際は、既存の屋根材を取り外す方法と、取り外さないでそのまま上にかぶせるカバー工法があります。

取り外す作業が不要になるので工期が短くなり、さらに施工費用も安くなるメリットが挙げられます。

カバー工法に使用する屋根材はガルバリウム鋼板というものです。
とても軽量なので屋根に大きな負担を与えることなく重ねて使用できます。

感覚で言うとちょっとした上着を羽織るくらいのイメージです。
それぐらい簡単に取り付けることができます。

ただ、このカバー工法ですがメリットばかりではありません。
屋根を二重に取り付けるわけですから、それだけ家の骨格に負担がかかります。
いくら軽量とはいえ、重みが2倍近くになるので、そういった負担がじわじわと、柱や梁に伝わる可能性はあります。

また、屋根材の量が増えますので、もし倒壊などが起こった際、多くの屋根材が飛散する可能性を秘めています。
周囲への危険度が増すという点は否めません。

こういったデメリットも理解した上でカバー工法を採用するか検討すると良いでしょう。
既存の屋根材がどういった素材なのかによってもカバー工法のやりやすさ、安全性が変わってきます。
その辺り不明なことがありましたら、モリタ工業までお問い合わせください。