建設の仕事で必要な資格は、職種や仕事内容によって異なりますが、職種によって様々な資格があり、その資格がなければ携わることのできない業務も多くあります。

数ある建築の仕事で必要な資格の中から、資格がなければ従事することのできないもので有名なものをいくつか紹介していきます。

まず、建築士です。建築物の設計や監理、建設工事に関する業務を行う資格で、国家試験に合格し、建築士会への登録が必要となります。

建築物の施工管理を行うことのできる建築施工管理技士や、土木工事の施工管理を行うことのできる土木施工管理技士はどちらも国家資格となっています。

その他にも、クレーンや、ショベルカー、ブルドーザー、ローダーなどの重機の運転に必要な資格で、重機運転技能講習・試験という講習を受けた後に試験に合格することで得ることができます。

鉄筋を組む作業を行うことのできる鉄筋工、はしごや足場の設置や解体を行う作業に必要なはしご足場設置作業主任者など講習と試験を受け合格することで取得できるものもあります。

建設業界には、特定建設業法により、建設業経理士、建設業技能士、建設業施工管理技士など建設業を営む者やその従業員に対して、一定の資格取得が義務づけられています。